銀魂の世界観と坂田銀時の背景を交えて紹介

銀魂の世界観を現すのに最も注目すべきは、
歴史上の人物をパロディーにした数々のキャラクターだ。

時は攘夷戦争終結後の江戸、歌舞伎町。

近藤勲(勇)沖田総悟(総司)土方十四郎(歳三)などは、
真撰組として出てくる。
歴史のテストで間違えて坂本辰馬(竜馬)桂小太郎(小五郎)などと、
間違えて書いてしまうという社会現象にもなった漫画だ。

さぁ、ここで主人公「坂田銀時」に焦点を当てていこう。

無類の甘党で定食屋ではご飯に小豆をぶっかける、
宇治銀時丼なるものを食している。パフェも好きである。

この坂田銀時も金太郎さんで有名な「坂田ノ金時」の文字りである。

そして登場人物のほとんどが30代以上という。
銀さん曰く「ただれたおっさん」なのだ。

万事屋(よろず)屋という何でも引き受け屋を営んでいるが、
日頃はパチンコ店や呑み屋をウロウロするという、
ニート寸前の生活をしている。

コトが起きれば、北海道土産によくある洞爺湖と彫られた木刀を振りかざし、
バッタバッタと相手をなぎ倒していく。

坂田銀時の木刀

天人(宇宙人のことで「あまんと」と読む)の台頭で、
廃刀令の敷かれた江戸は刀を持つことは許されなかった。

しかし銀時の木刀の威力はハンパない。
ここが主人公の面目躍如である。

万時屋には志村新八(志村けんの文字り?)
神楽がいる。(日光に弱く番傘を指している戦闘民族夜兎の娘)

坂田銀時という男

銀さん

銀さんは、実は攘夷戦争を戦って生き残った侍で、
そのころの呼び名を白夜叉という。

彼は白髪の天然パーマだが、
その風貌から付けられたのであろう。

パフェが好きな銀さんは、新八のバイト先のお茶屋へ立ち寄るが、
天人にパフェをこぼされたことにキレて、
こう啖呵を切る。

「ギャーギャーギャーギャーやかましいんだよ!発情期ですか?コノヤロー」

このセリフが初セリフで、
これは、映画「銀魂完結篇万事屋よ永遠なれ」で新八も使っている。

銀時は「ただれたおっさん」なので万年金欠病。
毎日、卵かけご飯を食べている。

作者の空知英秋さんは、かなりのお笑い好き。
銀さんのせいで、天人の入国管理局局長エリートの長谷川泰三
(長谷川は、島田紳助の本名、そしてネプチューンには原田泰三がいる)は首になり、

「まるでだめなおっさん」=「まだお」

という仇名をつけられ、ホームレスになってしまう。

この漫画、世間で言うダメなおっさん達が登場し活躍する辺りが、
魅力の一つになっているのかもしれない。
銀さんと体制側である真撰組との、いざこざも話を盛り上げている。

銀さんは決して多くは語らない。

しかし、鉛のような重い侍魂をひきずりながら生きていくという姿勢が読者を引寄せる。

銀の魂を持った木刀の侍。
それが「坂田銀時」である。

銀魂の最初のタイトル案は「銀さんが、いく!」だったらしい。
会議の末「銀魂」になって良かったなぁ・・と筆者は改めて思った。

キャッチフレーズは「死んだ魚の目をした侍」
廃刀令で天人が江戸を闊歩するようになった時代でも、
侍の心は忘れない男。

それが「坂田銀時」という男なのだ。

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