SHINeeジョンヒョンの遺書と死因と原因

 

・ キム・ジョンヒョン(김종현)
・生年月日  1990年4月8日
・出身地 大韓民国ソウル特別市
・ 身長 173 cm
・2017年12月18日(27歳没)
・2008年 – 2017年
・事務所  ユニバーサルミュージックジャパン、SMエンターテインメント

 


出典:K-PLAZA


210年18日16時42分にジョンヒョンの姉が
「弟が自殺を図っているようだ」と警察に通報したそうです。

同日の18時10分にジョンヒョンを発見し救急車で病院に搬送。

深夜、SMエンターテインメントが声明で、

「SHINeeのメンバージョンヒョンが突然私たちの元から去りました。
(中略)ジョンヒョンは誰よりも音楽を愛し、
常にベストを尽くしたステージを見せる最高のアーティストでした」と発表いたしました。

 

ジョンヒョンの死因

 

2017年12月18日にソウルの江南区清潭洞にある
ホテルの一室で自殺を図り、その方法は練炭自殺だったそうです。

ジョンヒョン自身は自殺に至る前から強い鬱状態にあったと
言われています。

 

普通であれば鬱状態で仕事をする事は推奨されておらず、
医者にかかった場合はできるだけ休養に努めるように
促されます。

そして、社会との繋がりから一旦解放され、
自分自身の精神の回復に時間をかけて
治療していきます。

しかし、大人気アイドルグループのshineeの一員で
あるジョンヒョンにそのような時間は与えられませんでした。

というより、自分自身がそのグループの一員である責任感、
そしてプレッシャーから休養をするという選択肢を
選ぶことができなかったのかもしれません。

 

鬱状態にあると、人に迷惑をかけたくない。
自分のせいだ。と、自分自身で自分を責めてしまう
ような精神状態に陥ります。

ジョンヒョンはこのような状態に陥り、
出口が見つからず、自分で自分の責任を取る
というような形でこの世を去ってしまった
のかもしれません。

ジョンヒョンが友人のナインに依頼した
遺書には、まさにそのような、
自分の責任は自分でしか取れないような
自分を追い込むような内容が綴られています。

遺書は次の項目でご参照ください。

 

韓国の芸能界はハードで有名であり、
なによりプライベートは皆無だとされています。

ジョンヒョンだけでなく、他のアイドルグループや女優が
自殺に至っているのがそれを示唆しています。

ですからジョンヒョンが感じていた
プレッシャーやストレスも大変なもの
だったのでしょう。

 

ジョンヒョンが友人のナインに遺書の公開を依頼

 


Dear Cloudのナインはジョンヒョンの死後の翌日19日、
自身のInstagramへこのように投稿します。

 

「ジョンヒョン本人から、この世から去ったらこの文章を必ず直接投稿してほしいと頼まれた。
こんな日が来ないことを願ったが、家族と相談して彼の遺言によって遺書を投稿する」
「議論が起きるだろうと心配している。
だが、それも予想して私に頼んだと思うので、
私がジョンヒョンのためにできる最後のことをしなきゃと思った。
そこではどうか苦しまず、安らかにお眠りください」

 

ナインがインスタグラムへ投稿した
ジョンヒョンの遺書とはこのような文章でした。

 

僕は内側から壊れた。
ゆっくり僕を食い荒らした憂鬱は結局僕を飲み込み、
僕はそれに勝てなかった。
僕は僕を憎んだ。途切れる記憶を握り、
いくらしっかりしなきゃと叫んでも答えはなかった。
詰まった息を楽にしてあげられないなら止めたほうがいい。
僕に責任が持てる人は誰かと聞いた。
あなただけだ。
僕は完全に一人だった。

終らせるという言葉は簡単だ。
終らせることは難しい。
それが難しくて今まで生きてきた。
逃げることだと言われた。
そう、僕は逃げたかった。
僕から。
あなたから。
誰かと聞いた。僕だと言った。また僕だと言った。
そしてまた僕だと言った。
なぜ何度も記憶を失うのかと言われた。
性格のせいだと言われた。
そうですね。結局全部僕のせいですね。
気付いてほしかったけど、誰も知ってくれなかった。
僕に会ったことがないから僕がいるのも知らなくて当然。
なぜ生きるか聞いた。ただ。ただ。みんなただ生きていると言った。
なぜ死ぬのかと言われたら、疲れたからと言いたい。
苦しめられて悩んだ。
もううんざりな痛みを歓喜に変える方法は学んだこともなかった。
痛みは痛みでしかない。
そうしないでと僕を責めた。
なんで? どうして僕は自分の思い通りに終わらせてはいけないのですか。
なぜ辛いのか考えなさいと言われた。
とてもよく分かっている。僕は僕のせいで辛い。
全部僕のせいで僕が悪いのだ。
先生、こんなことが聞きたかったんですか?
いいえ。僕は何も間違っていません。
落ち着いた声で僕の性格のせいだと言ったとき、
医者ってとても楽なもんだなと思った。
なぜここまで辛いのか不思議なくらいだ。
僕より辛い人々もちゃんと生きているのに。僕より弱い人もしっかり生きているのに。
違うかもしれない。生きている人の中で僕より辛い人はいないし、僕より弱い人もいない。
それでも生きていけと言われた。
なぜそうしなきゃいけないのか数百回聞いても僕のためではない。あなたのためだ。
僕のためと思いたかった。
知らないくせに勝手に言わないで。
なぜしんどいか考えてみなさいなんて。何回も言っただろう。
なぜ僕がしんどいか。それだけでこんなに辛くてはいけないのか?
もっと具体的なドラマが必要なのか?
もっとエピソードがあってほしいのか?
もう言っただろう。もしかしたら聞き流したんじゃないの?
勝ち抜くことができるものなら傷は残らない。
世界とぶつかるのは僕の分け前じゃなかったみたい。
世の中に知られるのは僕の人生じゃなかったみたい。
みんなそれで大変だと言った。
ぶつかって、知られて大変だった。
なぜそれを選んだのか。笑えるもんだ。
今まで耐えてきたのが不思議なくらいだ。
何をもっと言えるか。ただお疲れさまと言ってほしい。
これまでよくやったと。苦労したと言ってほしい。
笑うことはできなくても、責めて送り出さないでほしい。
お疲れさま。
本当にお疲れさま。
さようなら。

 

鬱に悩むとき

 

現代社会では芸能人だけでなく、
一般人の方々も鬱に悩まされる方が多くなっています。

鬱になって一番最初にしなくてはいけないこと。

それは鬱になっているかもしれないと感じた場合は
誰かに話すことです。

 

その時になぜ、医者が選ばれるのかというと、
家族や友人は距離が近すぎて話しづらいと
思う人が多いからです。

第三者であれば、自分が恥ずかしいと思う事も
案外、すんなりと話せてしまう傾向になります。

病院へ行くのが億劫であれば、
今は「GIFT」など精神的あ悩みを聞いてもらえる
アプリなども存在しています。

親しい友人や家族に話し、理解して貰える事が
ベストではあります。

しかし、それが難しい場合はまずは一人にならず
第三者でも自分の苦悩や苦しみを吐き出し
聞いてもらえる環境を見つけ出すことです。

 

絶対に一人では悩まないでください。

ジョンヒョンさんのご冥福をお祈り致します。

 

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